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スペイン中世建築史のキーワード [ロマネスク美術]

スペイン建築の不変元 (フェルナンド・チュエッカ著『スペイン建築の特質』に基づく)

分節空間(分割された空間)・・・円柱スクリーン。イコノスタシス。折れ曲がった導線による非対称に絡み合った構成。矩形の枠組みの中で空間は分節され、互いに関連づけられながらも、衝立状のスクリーンや円柱列、高低差によって峻別される。

ヴォリューム表現・・・直方体になろうとする傾向。純粋で無重力の幾何学、稜線の明確な幾何学、深い浮き彫りを持たない表面の平滑性が物質性を失わせ、量感を与えず、軽快にさせる。丸みのついた躯体を回避し、直方体・多面体に還元される。もっとも単純ではっきりした形態が常に支配する。直方体、角錐、球、円筒。壁面では正方形長方形、円、楕円。純粋形態のヴォリューム。洗練された簡素さ。

結晶化・・・単純な要素に幾何学化されたヴォリュームの外観表現を生む。単純な立体が相互に貫入し、多様かつ複雑な(ピクチャレスクな)建築外観が生まれる。結晶化構成。直方体と多面体。抽象形態。

平面性(平面主義)・矩形性・・・カタルーニャ・ゴシックにおいて顕著。剥き出しの巨大な平面の高貴さを好む。矩形化への傾向。

水平性・・・北方のゴシックの「垂直性」と好対照を成す。スペインの水平ゴシック。水平・矩形ゴシック。

装飾性・・・部分(扉口)に集中された装飾のモスリコ手法


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